海外旅行で携帯の設定は?ダナンでは何がお得?

海外旅行に行く前に準備に時間がかかるのが、モバイル環境です。緊急時の連絡用の通話とインターネットに接続できる環境は欲しいですね。それぞれの国でのインフラ環境が違うのでその国にあったモバイルツールを準備する必要があります。さて、ベトナムダナンではどんな方法があるか調べてみました。

《ベトナムダナンでインターネットと通話環境を設定するには? 》

まず最初に通信環境を確保する場合、主に以下の2つの方法があります。

1.モバイルルーターをレンタルで借りる。
2.現地の携帯SIMを購入する。
3.docomo/AU/Softbankのつなぎ放題契約をする。

1.のモバイルルーターは自分のモバイル端末(携帯やタブレットなど)を借りたルーターに接続し使用します。そのルーターは空港などで借りることが出来ます。

2.携帯SIMは、現地で利用できるプリペイドカードを購入して、自分で用意したSIMフリーのモバイル端末に設定するという方法になります。

3.docomo/AU/Softbankのつなぎ放題は、それぞれのキャリアと契約を結びます。

今回は3.の方法は除いて、1.2.を比べた場合、2.の現地の携帯SIMを利用する方法は、ベトナムのダナンでは旅行者向けにプリペイド式のものが沢山出回っていて安価に出来る方法になります。モバイルルーターをレンタルして場合は日本語で対応できるので、誰でも出来て安心です。

どちらにしても、インターネットに安定して接続することが出来ます。

では、ルーターとSIMとそれぞれの特徴を見てみましょう。

《レンタルルーターとプリペイド式SIMの違いは? 》

まず、レンタルルーターとプリペイド式SIMの違いを見ていきたいと思います。

レンタルルーター

    • 使用する機器はスマートフォンまたはタブレットなど、インターネットのWi-fiに繋がる機器
    • 上記のWi-fiに繋がる機器は、たいてい自分の持っているスマフォが利用できるのでお手軽に環境を整えることが出来る
    • 電話回線ではなく、あくまでルーターなので、電話による通話はできない。
      (ただしスカイプなどWI-FI経由の通話はOK)
    • ルーターはレンタルで借りれる。日本では主に空港で借りる事が多いが、宅配や、オフィス、現地の空港、現地のオフィスなどでも借りられるところが多い。
    • 注意点として、日本で使用している携帯端末をそのまま持っていってしまった場合、現地でローミングして日本からの着信や発信通話を使用してしまうとどちらも1回に付き200円位、さらに通話料がかかるので、日本に帰国後すごい請求が来ることがある。
    • 借りたルーターを日本で使用した場合、同じくローミングして、使用が早く進み使用制限がかかってしまう。
    • 利用できるパケットのデーター料が制限されていて、実際はスカイプや地図、画像データーなどをやり取りすると、制限を超えて回線スピードが遅くなるので、シンプルにかんたんなWEB検索用としてはよい

プリペイド式SIM

    • レンタルがないので自分でモバイル端末(携帯・タブレット)を準備する必要がある。
    • 自分で用意するモバイル端末はSIMフリーのものを準備する。ドコモやソフバンやAUで購入した端末はSIMフリーでない事が多い。(ただし詳細は後ほど記載)
    • モバイルルーター接続と違い、現地の携帯電話と同じ扱いなのでベトナム市内の電話ができる。
    • 国内で購入した場合は、日本でシムをモバイル端末にセットして準備していけるので初心者には安心。現地で購入した場合には現地でモバイル端末にSIMに入れ替えて設定の必要がある。
    • シム自体が日本で使用している電話回線のものではないので、現地で使用しているときに、間違えてローミングをして多額の請求をされるリスクが低い。
    • 利用できるデーター量はルーターより多いので、マップや画像など気軽に使用できる。(ただしYoutubeなどの動画は無理と思っていい。)
    • 使用制限が来た場合、現地のショップにて簡単に購入して追加することが出来る。かなり安い値段で追加ができる。またショップもあらゆるところにあるので手軽に購入できる。

docomo/AU/Softbankのつなぎ放題契約をする。

docomoの場合 1980円のプランが有るようです。softbank はアメリカへの旅行の場合におすすめです。(※ただし色々制約有り)。

《ベトナムダナンでレンタルルーターを使用してwi-fi接続をする》

さて、今回はお手軽にレンタルルーターを成田空港で借りていきました。モバイルルーターを借りるに辺り、何を選んだらよいかポイントをまとめてみます。

1.大きい回線会社のところで3つのレンタルルーター屋さんから選びました。

いくら安くても回線が安定してつながらない、トラブルが有るでは困ります。なので、大手3社の通信会社を扱うレンタルモバイルルーターを検討しました。

グローバルWi-Fi「VMS Mobifone」、イモトのWi-Fi「Mobifone」、ワイホー「vinaphone」です。

ちなみに通信会社のシェアは、1位Viettel、2位Mobifone、3位Vinaphoneです。

2.選択するときのポイント

さて、この3社を選ぶにあたり、いろいろと比較してみました。

まず最初にいちばん大事なのが1日に使用できるデーター容量の制限です。

そのデーター容量を選ぶに辺り大体の使用するデーター量目安を考えてみました。プラントして、250MBのものと500Mbのものがあるのでどちらがいいか比較してみます。

①250MB/日の場合 メールのテキストデーターのみの使用であれば問題ない。
もし、サイト(画像ファイルなどのある頁)を続けて見た場合で30分位使用できる。

②500MB/日の場合 メールのテキストデーターのみであれば問題ない。
ネット(画像ファイルなどのある頁)を続けて見た場合で60分位使用できる。

案外使用できる量が少ないなと思ったかもしれません。ただ、通常の使い方として、ホテルでWi-Fiがある場合にホテルに戻ったときはそのWi-Fi使用する事ができる、と考えた場合行き先の調査や、グーグルマップでの確認など、ホテルですましておいて、観光中または移動中は必要最低限の仕様にすれば大丈夫です。

《ベトナムダナンでプリペイド式SIMを使用して回線接続する》

さて、もしSim free の携帯すでに持っているのであれば、プリペイド式のSIMを購入して、設定するのがおすすめです。もし持っていない場合もしかしたらお持ちの端末がSimフリーになるかもしれません。詳細は次の項目を参照して下さい。

●プリペイド式のSIMを手に入れる方法

問題はどこでプリペイド式のSIMを購入するかです。現地SIMは現地ベトナムで購入するのが1番安くていいのですが、日本でもネットやショップで購入する事ができます。ただネットではほとんど置いていなく、かつ身分証明書が必要な場合があり少し面倒です。
そんな場合ショップでの購入ができますが、場所が限定されてしまいます。東京であれば秋葉原や大阪であれば日本橋などで手に入れられます。ただし、現地の6倍以上の値段3000円〜4000円になります。(それでもモバイルルーターよりは安いですね)

《SIMフリーの端末を手に入れる方法は? docomoのアンドロイドはシムフリーに出来る? 》

さて困るのが、SIMフリーの端末を持っていない場合です。
準備するにはいくつかの方法があります。

★ iphon4s/をお持ちの方
下記URLのものを追加してあげることで可能になります。(AmazonでもこのURL以外は同じ製品でも繋がらないことがある。下記URLであれば間違いなく繋がるものが届きます。)

【正規品公式認証可能】(不正なsim出ません)限定new GPP iPhone4siOS7.1対応 au softbank両対応gevey simロック解除アダプター/日本gevey〓GPP

★ Iphone6sを持っているかつ6ヶ月以上契約している

それぞれのキャリア(Docomo Softbank AU)に行ってSIMフリーにしてもらいます。手数料3000円前後。

★ ドコモのアンドロイドを持っている。(iphone以外はほとんどアンドロイドという種類になります)
この場合はドコモショップに行くと3000円前後でシムフリーにしてくれます。(ただし、LTEに対応していないことがあるのでつながらないところが出てくる可能性があります。)

★ Iphone5をお持ちの方

R-SIM 10+ iPhone6S /6S Plus /6/ 6 Plus/5S/5C sim ロック解除アダプタ iOS 9 対応 SIM Unlock アンロック SIMフリー 解除アダプター RGKNSE 純正品

★ どれにも当てはまらなかった場合は中古ショップで購入

中古屋でiphone4sを購入する。出来るだけ中古販売屋実店舗に出向いて購入することをおすすめします。東京近辺なら秋葉原、大阪なら日本橋など(ネットのものは写真があてにならない場合がある。状態が酷いものもある。)

iphone4sを購入する場合の注意点として、できれば isoのバージョンが6.1.3のものを選びます。これ以上のバージョンの場合は動きが重くなるので使い勝手が悪くなります。これ以下のバージョンの場合は6.1.3まで上げたほうがいいですが、その作業がけっこう大変ですし、バージョンをあげない場合は低いことでのリスクも有ります。ちなみにバージョンを下げることは出来ません。

★ 格安シムを契約して、新規端末を手に入れる。

最終的に一番費用がかかりますが、今ある携帯を格安シムにする予定の方はこのタイミングで切り替えるのもいいかと思います。機種や契約する場所にもよりますが20000円以上します。
詳細はこちらのサイトが詳しいです。

ちなみに、iphonだけでなく、アンドロイドも最新の機種のものは6ヶ月以上契約したらSIMフリーにすることになっているので、自分の携帯がシムフリーに出来るかはショップで聞いてみましょう。

《レンタルルータを借りました。設定は? 》

さて、現地Simを利用した場合の方法を書きましたが、今回はモバイルルーターを借りました。そして、イモトのルーターを選びました。大手何社か有りますが、検討した結果500Mb/日で一番安かったのでこちらにしました。
ただし、安いからといっても端末をなくした時の保証が全額保証出なかったりする場合があるので、保険の内容は全てカバーしているものを選びましょう。その部分は特に注意して見る必要があります。

さて、このイモトのレンタルルーターですが、事前にネットから予約しました。そして出発ロビーにあるカウンターに取りに行きました。
bus_stop_il001

そして受け取ったのはこちら。

IMG_7964

ケースを開けるとこんな感じ。

IMG_7965

ルーターは設定がすでにされているので、端末(携帯やタブレット)側でSSIDを登録すればOKです。
簡単ですね。

ここで注意したいのが、これはあくまでルーターであって電話回線ではないのです。携帯を海外に持って行って電話してしまうと通話料が高くつきますし、ルーター経由でなくローミングしている場合は大変な金額が請求されてしまいます。

必ず出国前に自分の携帯は「ローミングオフ」にしておきましょう。国際電話を掛ける場合はスカイプなどのアプリを利用して電話するといいです。ただし、こちらのルーターはスカイプを使うとすぐに上限をこしてしまうので、そんな場合は、ホテルのwi-fiを使用するようにしましょう。

《 海外旅行で携帯の設定は?ダナンでは何がお得? 〜 終わりに》

海外でインターネットが利用できる環境を設定するのは1度苦労してしまえば、基本他の国に行ってもだいたい同じになります。特に海外によく行く人は毎回ルーターを借りるのでは費用がかさむので、 SIMフリーの端末を1つ持っていると非常に便利です。

ですが、初めて行くところは勝手がわからないもの。ですので、そんな場合は空港でお手軽に借りることが出来るルーターがおすすめです。ただし、ルーターの場合はデーター使用上限が少なく、オーバーするといきなりスピードが遅くなりますので、できるだけホテルに居る時はホテルについているwi-fiを使用するようにするといいですね。

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